2019年 07月 19日
「チャイルド・プレイ」観てきました |
「チャッキーシリーズ」は最初の回しか観ていませんが
今作は、
ホラー映画の金字塔(※自分比)の
「IT/それが見えたら終わり」の制作陣の手によるものだと知り、
公開初日であるきょう、観賞してまいりました。
ま、なにしろ封切りされたばかりなので
ネタバレするようなことは記しませんが
あの恐怖人形のチャッキーが
個人のスマホで操作できるようになっている設定は
いまどきの風潮をちゃんと反映しているなぁ、てな印象。
ときに、
私も、私の周囲にも
「オーケー、グーグル、電気を点けて」
とかいう生活をしている人は皆無ですが
そんな生活をしている人が
人形型ロボットをそばに置いておきたくなるのでしょうかね?
映画では、(アメリカ人の)オトナもコドモも
そいつの新機種を入手したがっているのですけどね、
歌を歌ったり、話し相手になったりする手合いを
そんなに必要とするもので??
私にはまったく不要ですけれど
百歩、いや億歩譲って、
自分ちに置くことになったときを想像してみましたよ。
1日の仕事を終え、ヘトヘトで帰宅する私。
玄関を開けると、上がり框にチャッキーがいて
紺碧の瞳をキラキラさせて「おつかれさまでした」と奴が言う。
な、な、なに!? と、私は腰を抜かさんばかりに驚く。
あ、あ、そういえば人形を買ったのだった、と納得して、
へぇ、あんたは出迎えまでしてくれるんだ、偉いねぇ♡
・・・って、ならないわっ!!
家に置いた後悔と、眼前の光景への震撼、
それらと仕事終わりの疲労が混然一体となった挙句、
何が「おつかれさま」だ、
お前が一番私を疲れさしとるんじゃーー!!
・・・と、奴を扼殺すること必至です。
あ、クビを絞めたくらいでは敵は死なないのであった・・・。
(おっと、架空が現実と混然一体になっている!)
「IT/それが見えたら終わり」ほどの恐怖感は薄いものの、
残酷・残忍のシーンがニガテな人や、
とりわけ無類の猫好きの人にはお勧めしない映画です。
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by re-air
| 2019-07-19 20:54