2017年 05月 29日
NOOKツアー、新潟もありがとう |
ライブ中のさわおさんの発言に
印象に残ったことが2点あるので紹介します。
① 新潟に来る直前のピロウズが金沢に滞在してたとき
当地でファイナルを迎えたGLAYライブに
メンバー全員で参加したそうです
「タクローが、客に呼び掛けたんだよ、楽しんでいますかー とか
5月生まれの人ー とか。
次に、 NOOK IN THE BRAINーーー!!! って叫んだんだ。
客は、いきなりシーンとしちゃってさ~
あいつバカじゃねぇの?」
GLAYのリーダーをディスりながらも、
さわおさんが至って嬉しそうだったのは
タクローさんから受けた “おもてなし” に
照れたからではないと私は読みました。
あの大GLAYのように売れたい、と心底からずっと願っていながらも
誰にも迎合だにせず、
好きで孤高を貫いてきたピロウズ(=山中さわお)に
大GLAYのほうから近寄ってきた・・ということだと私は思うのです。
JIROくんとさわおさんがプレデターズを組んでいることにしろ、
ライジングロックフェスで暫定的に結成されたエゾイストにしろ、
かつての「シンクロナイズドツアー」でのGLAYとの対バンにしろ、
ピロウズとGLAYの接点は多々あれど、
タクローさんが 「NOOK~!!」 と叫んだのは
大GLAY史上初の公式歓迎でありましょう。
② NOOKツアーは、旧曲の披露がふんだんで
それは、これまでのアルバムタイトルツアーには
珍しいセットリストです
「48歳になって、満たされなかった頃の歌(=旧曲)は
もう作れないと思うけど、いま演奏していると あの頃を思い出す。
そんな曲ばかりだけのライブをやりたいと思っているし、
結成30 周年記念のときには、そのとき武道館はもう無いけれど
大きなところでやろうって思っているんだ」
~ ~
新潟っ子というのは、県民性からしてそもそもが控えめ。
派手に吠えたり叫んだり前列がラッシュアワーのようになったりするのが
歓待の証だとピロウズ側がとらえていたら
この夜のライブは物足りなかったかもしれませんが、
集った人たちは、みなピロウズが大好きという
気持ちにあふれていました。
新潟出身の父を持つ私が感じたのですから間違いありません。
ライブ中、楽しさが胸から湧き上がってくる快感は
本当に嬉しいことでした。
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by re-air
| 2017-05-29 22:53