2017年 03月 29日
キングコング 髑髏島の巨神 |
公開を心待ちにするほどの映画って
そうそうないのですが
これだけは
ずっと楽しみにしてました
奇異な珍獣の完成度の高さ、ど迫力&壮大な映像、
そして納得のいく物語の展開には大満足です。
人物のシーンはスタジオ撮りが見えみえの合成でしたけど、
そのぶん、時代背景にそった小細工が随所で光ります。
たとえば・・・、
この映画はベトナム戦争後を描いているので
アメリカ陸軍大佐が「敗戦したベトナム戦争」と謗られると
即座に「撤退だ」と主張する。
当時の大統領ニクソンを
おもちゃの首ふり人形として登場させてディスりながら、
髑髏島に向かった戦闘機とともに逆さまになって撃沈させる。
太平洋戦争中に髑髏島で不時着した若き米兵は
かつての横井さんや小野田さんのように
そのまま島で暮らして東西冷戦も知らずにいる、というのは
観賞してるこっちにとって、いやおうなく疼かせる。
しかし、どうしても気になるのは
独身のキングコングの今後です。
最強の天敵は倒したので、
髑髏島に住む部族の平安は保たれたと思いますが
コングの眷属は、あっけなく死んでいますから
彼だけが不死身とは思いにくいのです。
優しい
次に好戦国が攻めてきたらどうするの?
弾道ミサイルが命中したら絶命しちゃうかも(T_T)
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by re-air
| 2017-03-29 21:03