2016年 03月 31日
「あさが来た」 |
「あまちゃん」以降、どの朝ドラも途中で飽きてしまった身にとって、
表情が画一的な波瑠さん主演の「あさが来た」は
同じ次第になるような予感はしていながらも
決してそうならなかったのは、
初回の週に、名子役の鈴木理央ちゃんが出ていたせいでした。
とりわけ、幼くして許嫁が決まっていた、あさとはつの姉妹が
夜、並べた布団で抱き合って
「お嫁に行きたくない」と泣く場面では、こちらも大号泣。
このように早い時点で感情移入が成立していたせいか、
あさってで終わってしまうのは本当に寂しくてなりません。
特に、現段階では
玉木宏さん演じる新次郎さんの
「死」が気になってならず、
これまでの登場人物が
金曜日に他界するという
セオリーを思うと
「旦那さま、どうか死なないで
おくれやす」 と、
私は殆ど
あさの心境になってしまうのでした
なぜって、
新次郎さんは、働く妻を常に応援し、
五代さまとの関係も見守り、
妻の肩をもんだり、お茶を淹れたりして
「尽くせる人」だったからですよ。
ま、実際、こんな十全というか
女にとって“ありがたい”男はいないでしょうが、
ドラマとして踏まえると
優しい雰囲気の玉木宏さんは最適のキャスティングで
このドラマが成功したのは
女性視聴者たちからの
「応援されたい」てな深層意識を
くすぐってくれたせいだとも思うんです。
・・・となれば、明日はセオリーからして「死」の金曜日、
新次郎さんは婦女子の紅涙を絞る日となるのかもしれません。
だとしたも、傑作のドラマというのは
「あまちゃん」のように、
最終回で感動を残して終わるもの。
だから「ロス症候群」になるのです。
初回から見つづけた者にとっては
もう充分に堪能させてもらったとはいえ、
ラストであさロスを味わえたら、
これはもう最後の贅沢というものでありましょう。
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表情が画一的な波瑠さん主演の「あさが来た」は
同じ次第になるような予感はしていながらも
決してそうならなかったのは、
初回の週に、名子役の鈴木理央ちゃんが出ていたせいでした。
とりわけ、幼くして許嫁が決まっていた、あさとはつの姉妹が
夜、並べた布団で抱き合って
「お嫁に行きたくない」と泣く場面では、こちらも大号泣。
このように早い時点で感情移入が成立していたせいか、
あさってで終わってしまうのは本当に寂しくてなりません。
特に、現段階では
玉木宏さん演じる新次郎さんの
「死」が気になってならず、
これまでの登場人物が
金曜日に他界するという
セオリーを思うと
「旦那さま、どうか死なないで
おくれやす」 と、
私は殆ど
あさの心境になってしまうのでした
なぜって、
新次郎さんは、働く妻を常に応援し、
五代さまとの関係も見守り、
妻の肩をもんだり、お茶を淹れたりして
「尽くせる人」だったからですよ。
ま、実際、こんな十全というか
女にとって“ありがたい”男はいないでしょうが、
ドラマとして踏まえると
優しい雰囲気の玉木宏さんは最適のキャスティングで
このドラマが成功したのは
女性視聴者たちからの
「応援されたい」てな深層意識を
くすぐってくれたせいだとも思うんです。
・・・となれば、明日はセオリーからして「死」の金曜日、
新次郎さんは婦女子の紅涙を絞る日となるのかもしれません。
だとしたも、傑作のドラマというのは
「あまちゃん」のように、
最終回で感動を残して終わるもの。
だから「ロス症候群」になるのです。
初回から見つづけた者にとっては
もう充分に堪能させてもらったとはいえ、
ラストであさロスを味わえたら、
これはもう最後の贅沢というものでありましょう。
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by re-air
| 2016-03-31 21:37